利回り5.3%!株価低迷中の高配当株アッヴィは買いか?【ABBV銘柄分析】2019年10月更新

こんにちは!Ryotaです。

今回は株価が低迷中のABBV(アッヴィ)についてです。低迷の原因とABBVの今後について調べたのでどうぞご覧ください。

◾︎アッヴィ(ABBV)とは?

アッヴィ(AbbVie)はアメリカ合衆国イリノイ州に本社を置くバイオ製薬会社の大手です。

主力の薬品は抗リウマチ医薬品の「ヒュミラ」です。

アッヴィ合同会社という日本法人もあります。アメリカのアッヴィ本社のニュースもこの日本法人のホームページから調べる事が可能です。

アッヴィ合同会社のホームページ

■2011年からのチャート

出典:StockCharts.com

2011年から2018年までずっと株価は上がり続けていました。

しかしそこから現在に至るまで下がり続けています。

■配当金関連(2019年4月29日付)

利回り5.3%

増配年数46年※分社化前の期間も含む。

配当性向54%

配当月 2月、5月、8月、11月

増配年数が素晴らしいです、最近の株価低迷で利回りも上がっています。

現在の利回りはコチラ

■営業キャッシュフローマージン

営業CFマージンは15%以上で合格点なのですが、5年平均で30%という素晴らしい数字です。

■利益剰余金

2018年に減りましたが、2014年から2017年にかけて大きく増えているのはとてもいい傾向です。

医薬品メーカーは研究開発費にとにかくお金がかかりますので利益剰余金が多くあるのは安心できます。

■株価低迷の要因

1.EUにてアッヴィの主力商品である「ヒュミラ」のバイオシミラー(ジェネリックのバイオ医薬品版)が発売され、売り上げが落ち込む事の懸念されたため。

2.アッヴィの発表によると安価なバイオシミラーとの競争激化で2019年の「ヒュミラ」の米国以外の売上は3割減少するとのこと。

「ヒュミラ」は2017年に世界で一番売れた薬です。その為「ヒュミラ」の販売減速でアッヴィの売り上げが落ち込むと予測ができます。

※2019年10月追記

2019年第二四半期決算によるとEUでのヒュミラの特許が終了した事により、米国以外の売上は前年比で35%ダウンしました。

3.アラガンの買収額が高すぎる。

2019年6月に美容薬品メーカーのアラガンを買収しました。

その額なんと6.7兆円です。

あまりに高い買収額だったため、買収発表時にはさらに株価が下がりました。

しかしネガティブな話題だけではありません。

アッヴィ(ABBV)のポジティブな話題

1.アメリカ合衆国での「ヒュミラ」のバイオシミラーの販売は2023年以降です。その為、本格的に売り上げが落ち込むにはまだ時間があります。

2.「ヒュミラ」だけではなく、抗がん剤Imbruvica(インブルビジカ)Venclexta(ベネトクラクス)を販売しています。また過去10年で唯一承認された子宮内膜症に対する新薬Orilissa2018年に8月の発売しました

さらに2019年8月にヒュミラの低価格化した新薬を発売する事を発表しました。

3.アラガンの買収によりヒュミラ頼りから脱却の兆しが見えた。

アッヴィのアラガン巨額買収は一時的な株価低迷にはなりましたが、これによりアッヴィは医薬品メーカーで売上世界4位になりました。

2023年にはヒュミラは米国でも特許切れになってしまいますが、なんとかしようという意思はこの買収からヒシヒシと伝わってきます。

まとめ

「ヒュミラ」の特許切れでバイオシミラーとの競争が激化すること売り上げが一時的に落ちる可能性はあるでしょう。ただし新薬を投入していくなど対策は取っているようですのでアメリカ合衆国での「ヒュミラ」の特許切れまではまだ安心できるかなと考えています

アッヴィ株を他の人に勧められるかというと難しいです

理由は売り上げ減速の不安要素はハッキリしているけど、新薬は未知数という状態だからです

アッヴィの株主である私としては2019中は買い増し続けようと考えています。理由は新薬に期待しているというより「ヒュミラ」のアメリカでの特許がまだ有効だからです。また今年の年末には新薬がどの程度売れているか結果も分かるでしょう。この段階で手放すのは時期尚早という感じがします。

それではまた。

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